いつも、これ英語でなんていうんだろう? そんな好奇心が大事です。
(  )内の公開日は先行でポータルサイトへ掲載した日を使用しています。
改訂日については特に表記していません。
【WEB公開ミニレッスン!第7回】 (2011.10.22)

今回は、日本語の新しい言葉に注目したちょっと上級者向けです。

"伸び代(しろ)がある"

例文 「田中は斉藤より伸び代がある。」

ここ数年、スポーツ選手の評論などで、言われるようになった表現ですが、
日本語の辞書にすらありません。これを英語でなんと言えばいいでしょうか?

英文1 Tanaka has more potential than Saito.

"potential" は"可能性がある"、"潜在能力がある"という意味で、
結果として、通じる英語ならこれで充分ですし、
元の日本語表現にあまりこだわる必要はありません。!

それでも、「もっと"伸び代"に近い表現はないのか?」と声が聞こえてきそうです。
特に、伸び代には、ハイレベルな競争な中での微妙な差みたいなニュアンスを日本人は
感じていると思います。
そこで、英文にする時には、文脈を考えて少し長い会話にしてみましょう。

たとえば、「斉藤はもう完成してしまっているが、田中はもっと伸び代がある」
としてみましょう。

英文2 Saito had already reached his full potential,
    but Tanaka has more scope to improve.


"scope"は 範囲・能力の意味です。これがあらゆる"可能性"より、微妙な感じが
表現できるかもしれません。 加えて、英語では同じ単語を2回使わないほうがいいので、
potentialに変わる表現として、言い換える類語が必要になります。

レッスンに参加していただけると、こんな微妙な差をいろいろとご紹介しています。
『通じる英語を、楽しく、知的に学ぶ!』〜 ドルフィン方式の特長です!

★さて、今回でこの「公開ミニレッスン」も最後になります。
 また、いつか機会がありましたら、掲載していきたいと思います。
 ご覧いただきまして、ありがとうございました!

最後に、英語のメッセージです

Broaden your horizons,
You are still full of potential!


ドルフィン英会話 和田 一彦


ドルフィン英会話

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