ある会社の入社試験に出題されたビジネス英語です。
 自己PRや面接に特化したレッスンも好評です!
(  )内の公開日は先行でポータルサイトへ掲載した日を使用しています。
改訂日については特に表記していません。
【WEB公開ミニレッスン!第6回】 (2011.10.14)

今回も、まず日本語の発想から英語へという流れで紹介します。

テーマは私も大好きな「挑戦!」です。

はじめに、ほとんど多くの日本人が間違えてしまう誤用を紹介します。

「私は難しい仕事に挑戦します!」

× I'll challenge a difficult task.

どこがいけないのでしょうか?
それは、 challenge+物事 ではなく。
残念ながらchallenge+人(相手)しか使えないのです。

どんなにチャレンジ好きな人でも、challengeという英語は使えません。

近いのは、I'll tackle a difficult task.
あるいは、I'll attempt a difficult task.

tackle はラグビーのタックルのとおり、"困難に取り組む"感じがあります。
attempt はtryより強い意味が表せます。

ではもう1つ、
日本人が大好きな言葉「チャレンジ精神」って英語で言うと?

× a challenge spirit
× a challenging spirit
× a spirit of challenge

I have ...に続けて言いがちですが、ネイティブは使いません。

「チャレンジ+精神」・・・そもそも、この段階で造語です。
おそらく"精神力"で何でも出来る事を重視してしまう日本的な発想が
この言葉を生み出し、広まったように思われます。
企業でも、求める人物像として「チャレンジ精神」を
あるいは、面接の自己PRでも「チャレンジ精神」はよく使われます。
しかし、そのまま英訳して使うと「和製英語」なんです!

では、欧米人は、何て言っているんでしょうか?

I love a challenge!

日本人ほど構えた感じがありませんね。
loveを使うなんて、ちょっと素敵な感じがしませんか?

授業ではchallengeを使わない、もう2種類別の表現も紹介しています!

ドルフィン英会話 和田 一彦


ドルフィン英会話

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